MENU

爪水虫の治療には飲み薬が常識というけれど

 

飲み薬

 

一般的な水虫は抗菌作用を持つ塗り薬での治療が行われますが、爪の中に白癬菌がもぐりこみ繁殖してしまった爪水虫の場合、飲み薬での治療が常識とされています。その理由は、一般的な水虫が皮膚で白癬菌が繁殖していることと違い、爪水虫が厚く固い爪の中で菌が繁殖しているため、薬剤の有効成分が患部まで浸透しにくいという点が挙げられます。

 

また爪は皮膚と同じように表面に皮脂があるため、その皮脂が薬剤を弾いてしまうことからも塗り薬では効果が得られにくいのです。

 

このようなことから、しっかりと内側から白癬菌に対して効果を得られる飲み薬が爪水虫では使われているのです。ただ昨今は塗り薬の効能が上がったことから、場合によっては塗り薬で対処する皮膚科も存在していますし、両方の薬を併用することで効果をあげるという選択肢もあります。

 

ですので、患部の状態によってアプローチの仕方は増えているため、爪水虫を疑った際にはまず診察を受けることが重要なのです。

 

白癬菌を殺す抗真菌剤について

水虫の原因となる白癬菌を殺す抗真菌剤ですが、実際には菌を殺すわけではなく増殖を抑える薬です。これは飲み薬でも塗り薬でも同様ですので、この薬を使ったからといってすぐに菌がいなくなるわけではなく、今いる菌の増殖を抑えることで菌がいる爪が生え変わる期間、肌の角質が落ちるまでの期間、症状が悪化するのを防ぐというのが薬を使う目的なのです。

 

今のところ一般的な水虫に有効的な薬は市販されていますが、爪水虫に有効的な薬は、飲み薬、塗り薬のどちらも市販されていませんので、医師の処方を受けることが必要があります。

 

爪水虫の治療で用いられる代表的な抗真菌剤は、ラミシールやイトリゾールの二種類の飲み薬となっています。

 

ラミシール(一般名:テルビナフィン)

ラミシールは基本的に1日1錠の服用を約半年間続けます。おおむね4週間に1度の通院で、定期的に血液検査を行います。

 

イトリゾール(一般名:イトラコナゾール)

イトリゾールは投与後も、一定の期間内、体の中に止どまるため、服用を中断している期間も白癬菌に対して効力を保つことができます。そのため、イトリゾールはパルス療法という方法で内服薬を飲みます。パルス療法とは、薬の効果が一定の期間、体の中で持続する薬の場合に応用される方法で、薬を服用する期間と服用しない期間を繰り返す治療法です。

 

イトリゾール・パルス療法は、1週間服用し、3週間は薬を服用をしないというのをを繰り返します。効果的な治療法でありながら、トータルの服用期間が短くなり、副作用を抑えることができます。
ただし、ラミシール同様、体質や他の薬を併用している等、治療できない場合もあります。

 

なお、昨今では治療効果を高めるためにクレナフィンやルコナックといった塗り薬を併用することも多くなっています。

 

爪水虫に似た症状の皮膚疾患もあるため、自己診断で市販薬を用いると悪化してしまったり、医師の診察を受けた時に診断を妨げる要素となってしまうこともあるため、注意が必要です。

 

爪水虫の飲み薬を飲む期間

飲み薬を飲む期間

 

爪水虫の治療で飲み薬を飲み始めた時に、気になるのがいつまで飲めばいいのかということでしょう。

 

基本的に水虫の治療というのは白癬菌の増殖を抑えて、肌のターンオーバーを待つことから、治療期間が長くなってしまいますが、爪の成長は肌のターンオーバーよりも遅いため、一般的な水虫よりも治療期間は長くなります。

 

白癬菌がいる部分の根元が指の先端まで伸びるまでには、最低でも6ヶ月は必要ですので、その間、飲み薬の服用と治療経過を観察していく必要があるのです。

 

当然ですが、この成長のスピードも人によって違いますので、伸びるのが遅い場合は6ヶ月以上かかってしまうことも珍しくないのです。私の場合、1年と言われました。

 

かなり長い治療となるため、自己判断でやめてしまう方も少なくありませんが、中途半端な状態でやめてしまうと再発の恐れが高くなりますし、耐性を持った菌ができてしまい、再発した時の治療がさらに長引くリスクもありますので、必ず医師の判断のもとで薬の服用をやめるかどうかを決めることが大切です。

 

飲み薬でおこる副作用とは

爪水虫の治療で飲み薬を服用する際に気になるのが副作用でしょう。どうしても爪水虫の場合は治療期間が長くなりますので、長い間、飲み薬を服用して大丈夫なのかという不安を持つ方もいるはずです。

 

まず代表的なのが胃部不快感や吐き気、下痢、吐き気、腹痛、胃部膨満感といった消化器系の症状です。これらは内服薬の副作用としてよく起こりえるもので、爪水虫の治療薬でも起こることがあります。

 

他にも肝胆道系の症状も起こることがあるのですが、これらの中でも特に肝臓は自覚症状が出にくいため、治療期間中は定期的な血液検査をすることで異常がないのかを調べることが一般的です。こうした自覚症状や血液検査で異常が見られた際には、薬の服用は中止となりますので、服用からなんらかの気になる症状がある場合は、重篤な症状を引き起こす前に医師に相談するようにしましょう。

 

基本的には服用をやめることで症状は消失しますので、後遺症などの心配をする必要はありません。

 

妊婦が爪水虫を治す薬を飲んでも大丈夫?

妊娠中は、免疫力が低下してしまうことや、代謝が上がり汗をかきやすくなること、大きくなるお腹で足の指まで綺麗に洗えなくなることなど、様々な理由から爪水虫を発症してしまいやすくなります。妊婦が爪水虫になってしまった時、基本の治療だからといって爪水虫を治す薬を飲んでもいいのかというと、その答えはノーです。

 

なぜなら爪水虫を治す抗真菌剤の飲み薬は非常に強い効果を持っていますので、胎児への悪影響が考えられるからです。また同様の理由から、妊活中であったり授乳中の女性の服用も禁止されています。

 

このようなことから、妊婦が爪水虫になった時の選択肢は塗り薬のみとなります。塗り薬も抗真菌剤ですので、胎児への影響がないのか心配という方もいるかもしれませんが、飲み薬と比べると患部から体内へ吸収される有効成分の量が少ないため、問題はないとされています。

 

ただし、この場合、治療期間が長くなってしまうことを知っておきましょう。

 

飲み薬は副作用が心配?

▼管理人の爪が綺麗になったクリアネイルショットの詳細・・・▼

詳しくはこちら

 

▼公式ページページはこちらです▼

公式サイトはこちら


 

関連ページ

爪水虫とは?
爪水虫の初期症状は、爪が分厚くなり、真ん中の辺りに白いものが現れます。最初は特定の爪の根元部分で発生しやすく、治さないでいると爪のタンパク質を破壊して、爪が欠けたりはがれたりします。初期の段階ならば治りやすく、効果的なケアをすれば十分に治療は可能です。
白癬菌についての基礎知識
白癬菌は真菌の一種で、いわゆる水虫の原因菌です。皮膚に侵入して、かゆみや水ぶくれや皮膚の角質化などの症状を起こします。白癬菌が住み着く場所によって分類されますが、足白癬が一般的に言われる水虫で、指の間の皮膚がふやけて白くなったり、むけたりします。
爪水虫の有効な治療方法と完治までの期間
爪水虫かどうか、爪になんらかの症状があるなら、基本的に飲み薬での治療が行われていますが、昨今では、新たに爪の中に有効成分を届けることができる塗り薬が開発され、使われるようになっています。治るまでには最低でも6ヶ月、人によってはそれ以上必要となります。
爪水虫を治療する塗り薬・市販薬の種類
爪水虫を治療する塗り薬・市販薬の種類について解説。塗り薬には、病院で処方するエフゲン、クレナフィン、ルコナック等がありますが、最近は爪水虫専用ジェルのクリアネイルショットが、その高い浸透力で、爪床の奥深くにいる白癬菌にまで効果があると評判です。
爪水虫を自分で治すために必要な知識特集
爪水虫は、病院で内服薬をもらって治療する方法もありますが、自分で治す方法として爪水虫用のジェルが最近販売され、一定の効果がでています。ただ六か月以上は毎日塗り続けなければいけません。さらにヤスリを使ったケア方法やアルコールを使った予防も大切になります。
爪水虫の予防で最低限やっておきたい事特集
爪水虫は他の家族、赤ちゃんにも伝染る可能性があるので、しっかりと対策をしておかなければなりません。ここでは靴下や玄関マットやお風呂マット、布団の取り扱い方、足湯、ネイルでの予防対策について書いています。
実は女性にも多い爪水虫の対処方法は?
実は女性にも多い爪水虫の対処・治療方法は、病院で専用の塗り薬と飲み薬を処方してもらう方法が基本ですが、自宅で爪水虫のケアを行う方法もあります。授乳中や爪水虫をうつさないネイルケア・爪きりの注意点、アロマオイルの殺菌効果について説明します。
手の爪も爪水虫になる!治療に必要なこと
足の爪水虫が手にもうつる事があり、指先の爪に症状が出るようになります。手の爪水虫の治療方法としては、塗り薬などの外用薬だけでなく、内服薬も併用が基本になりますが、足水虫同様、爪のターンオーバーのことから治療するのに時間がかかります。